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☆  あい らぶ    LAB   ☆

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長い黒髪の女★

長い黒髪の女★




あれは20世紀も終わりの頃(世紀末だぁぁぁ!)友人カップルと一緒にダーリンの車でN市内を走っていた。
運転手は友達のO君。助手席にO君の彼女、ダーリンは運転席の後ろで私はその隣に座っていた。

飯田街道に入ったあたりでイヤ~~な感じが漂ってきた。
言葉では表現できない。なんかイヤ~~な雰囲気。車中でケンカしているわけではありましぇん(^v^)ニマ
交通量はそれほどでもなかったのでO君はブイブイ走っていた。
ふとダーリン側の窓を見ると………!(*o*)! 

で、出たああああああああああ(◎_◎)
窓の外側に両手を顔の横で広げた状態で長~~い黒髪の女の人が、まるで両手を吸盤のように
窓ガラスに貼り付けて、こちらを覗いていた。顔も窓ガラスにこすりつけるようにしている。
かなりの速度で走っているので外を歩いている人ではない。
黒髪も風になびいているわけでもない。
目が合ってしまった。黒髪の女と見つめあう。幸い金縛りというほどではなかったので
「早くあっちに行ってよっ!!」と心の中で訴えた。声に出すと車中がパニックになるといけないので。
しばらく走ったあとでその黒髪の女はスッと消えた。

ホッとした。車の中に入ってこられなくて良かった。身体の中に入られなくて良かった。
胸をなでおろし、それからしばらく時間が経った後で私は言った。
「さっき窓の外に女の人が貼りついてたんだよね・・・」と。

するとO君が言った。
「飯田街道入ったところでしょ」私「うん、やっぱりいた?」O君「うん、見てないけどそうかな、と思った」。
実はこのO君、半死半生の非常に危ない状態になったことがあり、三途の川から戻ってきた経験がある。
それ以来かどうかは知らないが、かなり浮遊している霊が見えるらしい。
彼の友達でT君というのがいるが、O君よりもっと霊視ができるらしい。
ふたりで温泉に入っていたら、露天風呂の中でいくつもの霊が顔を洗っていたそうだ。
(思いっきり笑ってしまったが、マジで想像すると怖いなぁ)

で、O君は「見えたときに言ってくれれば般若心経唱えてあげたのに」ってさ。
「では次回からお願いしますm(__)m」

って出来ればもう見たくないものだ(-_-)。


私の恐怖話はこれにて終了♪
人生28年の間で(しつこい…)霊に会ったのはこの2回だけ。
最近はあまり純粋な目をしていないせいか出会うこともなくなりました(笑)
できればもう会えない人に逢えたらいいんだけど♪






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